『私』 そして病気の記録 続き

組織検査をしてから二週間後、検査結果を聞きに行った。 一緒に病院へ行ってくれた旦那とも朝から一言も口を聞こことが出来ないくらい緊張していたし、怖かった。 そしてこの日に限って予約時間を殆ど過ぎることなく診察室に呼ばれた。 「〇〇さん、結果を見てみましょうね。」と言いながらPCの画面から私の検査結果を探し「癌細胞は出てないです」と医師は私に告げた。 思わず旦那と目を合わせ心から安堵した。 しかし詳しく話を聞くと、MRIに写っている影の原因が全くわからないとのことで、この先半年に一回マンモとエコーの検査をしながら様子を見ていくしかないとのことだった。 つまり、今の段階では検査では見つけられないくらいの小さな癌があるのか、この先癌ができるのかはわからないということで、手放しに喜べる状態にはならなかった。 セカンドオピニオンをするならしてくださいとも言われたが、おそらく結果は変わらないという話から、このまま今の病院で半年ごとのフォローをしていくことを選択した。

あれだけ不安だったし、怖かったし、色々なことを考えては悩みを繰り返していたが、今の所は経過観察となった。
しかし、やはりマンモとエコーの検査を毎年受けていれば、結局結果は同じだとしても自分のへのダメージが少なかったと思う。 大腸もそうだったが、検査で異常が出た時に病院へ行っていれば手術ではなく内視鏡で済んだかもしれない。 検診を毎年きちんと受けていれば良かったと本当に心から今は思っている。 

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