『私が私を認めてあげられるまで』続き

この出来事の直後から私は理由の解らない体調不良にまた悩まされ始めた。

せっかく元気になってきたのになんでだろう？　といつも思いながら先生の治療を受けていた。　整体とスピリチュアルをその時々で使い分けて治療していただいた。

結局原因は私の中の　『私のせい』　だった。

散々治療していただいて自己肯定感は上がって安定したものだと思っていたが、現実はそんなに甘くなかった。　『私のせい』　は私生活でも、職場でも私が私の首を締め付けていた。　どういうことかというと、私は　『私に関心を持ってもらいたくて』　『私を褒めてもらいたくて』　『私の存在価値を認めてもらいたくて』　とにかく他人に認めてもらうことで自分の存在価値を見出そうとしていたのだ。

家にいても職場にいても、私が他人に認めてもらおうと必死にもがいている間は、ちょっとした言葉や出来事がきっかけで体調がおかしくなった。　

私を認めてあげるには私しかいないと頭では理解しているのに、そのことを自分の心に落とし込むことができずにいた。