これから

書くことは私がブログを始めようと心に決めた時から少しずつ、少しずつ書いてきたものだ。 

『記憶』

私の記憶にある父と母。父はいつも怒ってイライラしていた。だから母はいつも父に気を遣ってビクビクしていた。 私はいつも2人の心の動きに怯えていた。

4歳になる頃からはもう少し色々とわかるようになってきた。 父は自分が楽しいことをしている時は上機嫌で、周りに居る人たちも父と同じ気持ちならニコニコしていた。 しかし、父とは違う気落ちの人が1人でもいると物凄く怒っていた。 だから母は相変わらず、父に気を使ってビクビクしていた。 そして母は父に怯えなが、いつも近所に住む母の妹と一緒に父の悪口や、近所の人の悪口を言っていた。

私はそんな父と母の様子を見ながら、なんとも言えない家の中の空気に押しつぶされて、いつも心がずっしりと重くモヤモヤと嫌な気分だった。そして安心感が全くなく、とにかくひたすらただ怖かった。

多分この頃から母は私に「〜しなさい!」 「〜しないと駄目でしょ!」 と言われていた。

窮屈だった。 私は父と母のご機嫌を見ながら、そして私の全てを母に干渉されながら大きくなった。

小学生になると学校でも「〜しなさい!」の教育を受けた。 毎日毎日がつまらなかった。 自分が何をしたいのか全くわからなかった。

ただひたすら誰かの目を気にして生きていた。

写真は今日の夕焼け。 

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