、真面目に、頑張って、間違えないようにと、どんな時も気を張って生きていた。 親の教育なのか、私が育った時代なのか、失敗したら嫌われると思っていた自分の気持ちのせいなのか、どしてそう思っていたのかはわからない。 きっと色々な原因が絡まってどうにもならないくらいに硬い塊が出来てそのど真ん中に私がいたんだと思う。
何が起きても即対応できるように、いつもピーんと気持ちが張り詰めたままだった。 もちろんそんな心と体の状態が必要だし、どうしてもそうしなくてはいけない時もある。 でもずっとそうしていたら、何をしてもつまらなくなって、いつも疲れてて、いつもイライラとして、いつも心の中が空っぽになった。
病気になっってから一年、とにかくゆっくりした。 ゆっくりさせてもらった。 旦那に、そして子供たちに。 そうやって過ごすうちに、心の緊張が少しずつ解けてきた。 そしたら私の中に私が帰ってきて、今ようやく自分らしさを取り戻してきた。 私らしさってなんだ? それは人に左右されない、人の影響を受けない、人によって自分が揺らがない、私が私を大切に思って、愛しているよって思える自分のこと。
何をしていても楽しい気持ち、素直にありがとうと言える気持ち、そう出来るようになった自分にありがとう。 もうあそこに戻ってはダメ。
だから、『ま〜良いじゃん』『どうにかなる』『疲れたら一回休憩』しながら生きていこう。
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