私は自分を産んでくれた母に手紙を出してきた。 『あなたが嫌い、どうしても許せない、そしてさようなら』を書いた手紙だ
ブログを書きたいと思った理由は53年かかってしまったけど私が私になれたことを伝えたいと思ったから。 つまり大袈裟だが私の人生ついてだ。 その人生は決して美しいものではなくむしろ醜く恥ずかしくそして後悔が一生残るものだ。 それでもやはり書こうと思う。 私が体験したり感じたり考えたり思ったりしてきた色々な経験が誰かの心に届いて誰かの生きていく一瞬の支えになったら良いと思うから。
私は周りに居る大人に幼少期より強く押さえつけられて育ってきた。そのせいか私には自由な心がなかった。 いつもいつも抑圧された環境に育ってきたのでいつもいつも私以外の誰かの顔色を伺い、そして誰かに褒めてもらいたくて一生懸命誰かの機嫌を取っていた。そして母にも他の誰かにもずっと自分が言いたい本当の気持ちを言わずに生きてきた。 自分が言いたい本当のことを言わずにいたのは、それを言ったことで誰かに嫌われるのが恐ろしかったからだ。 なんのために自分が生きているのかわからないし本当に虚しく寂し毎日だった。
そうやって生きてきた私が急に酷い下痢と血便に悩まされるようになった。 誰にも言えないまま3ヶ月我慢してどうにも心と体が耐えられなくなって旦那に告白した。「血便が3ヶ月とまらない」と。
すぐに病院へ連れて行ってくれた。医師の診断で始めのうちは大腸がんではないでしょうと言われていたが、大腸の内視鏡検査をするとグループ4:高度異形成 という診断だった。 高度異形成の中に癌細胞が混じっていることがあるとのことで、すぐに大きい病院に紹介状を書いていただきそちらを受診した。
色々と検査した結果私は今のところステージ一Iの直腸がんとの診断が下った。 そして先日手術を受けた。
話があちこちに散っていてわかりにくいが今日はこれでおしまい。
写真は今日6時頃の夕焼け。 だいぶ日が短くなってきた。
コメント