パソコンを閉じた後思い出したこと。
以前にも書いたかもしれないけど、私のメンタルがジェットコースターのようになってどうにもならなかった時、スピリチュアルの先生に教えていただいたある人の動画を見た。
その方は沢山の動画をアップされていたけど、私の心に刺さったのは1本だけだった。それは『とにかく五感を感じて生きろ、見る、聞く、触る、味わう、匂いを嗅ぐ、とにかくそれを自分ができる時にできるだけやる』ということだった。
その日は雨が降っていた。 五感を感じるか〜 私結構やってると思うな〜 なんて偉そうに思っていた。 でも私の中のどこからか五感を感じるをやった方がいい! と湧き上がってきた。
そうして集中して雨の音を聞いていたら、どうやってもザワザワ、モワモワしていた私の胸の真ん中がス〜って波が引くように静かに穏やかになった。
先生曰、五感を感じるということは『今』を感じること。
その瞬間『とき』から、自分の心の中の今をできるだけ感じて暮らすようになった。
昨日雨の日は嫌いだった、と書いたけど、嫌いだったのは雨の日ではなくて、雨が降って外に出れない日は、「〜しなさい」と言われることが多くなるから、が嫌いの元だった。
子供の頃田舎の祖父母の家で、納屋の軒下に巣を作った燕に赤ちゃんが産まれて一生懸命何回も、何回も餌を運ぶのを、それを待って嬉しそうに餌をもらう雛たちを、そんなつばめの様子を見ながら、雨の日は雨の音を聞きながら、軒から雨の雫がポタンポタンと落ちてくるのを、敷石に雫が上がるのをずっと見ているのが好きだった。
子供の頃の私が好きだったこと、やっていたこと、得意だったこと、それが私。 今私は自分が持っている物を感じて生きている。 それは今急に湧き上がってきたのではなく、産まれた時からずっと持っていたものだ。 一歩、また一歩生きる時間の道を歩いているうちに、たくさんの事が積み重なって見えなくなっていた私の胸の真ん中。
今私は風を感じ、自分で作ったウインドチャイムの音を聞きながら文章を書いている。
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