同じように、午前中徒歩で散歩に出かけた。 車でパーっと通り過ぎてのとは違ってほんのちょっとしたことが目に入る。
歩き始めて少ししてから、ようやく胸がワクワクしてとても嬉しくなった。 しかし同時に色々なことが頭の中をよぎりほんのちょっとだけ声を出してワーっと泣いた。 悪い方に考えないようにいくら頑張ってっも、どうしても『もし本当にがんだったら』と思うとこれからの長い時間自分が耐えることができるか不安でしかない。 そしてまた家族に八つ当たりするのかと思うと本当に嫌な気分になる。
でもまた一生懸命に考える。 そして元気になって必ず次は家族と一緒に来るぞ! と決心する。
冬にしか見られないサトウキビの穂。 まだ時期が早いらしく、少ししか出ていないのが残念。
『私』 の続き 「そして病気の記録」
私は病院が嫌いだ。 子供達からインフルエンザやノロウイルスをうつされても病院には行かずに自力でなんとか復活してきた。 薬もほとんど飲んだことがなかった。
目眩、疲れやすいなどの不定愁訴は元々強くあったが、医師の診察を受けたことはなかった。
43歳で出産して以来初のパートに行くようになり、45歳の時に大きな職場に転職した。 仕事や対人関係でのステレスがものすごく増えた。 そのせいかはわからないがこの頃から下痢が始まった。 朝仕事に出かけるまでに何度もトイレに入り、職場に着いてからもトイレに行っていた。
48歳の時に検診で便潜血が陽性となった。 この時『あ〜 下痢がひどいからお尻がキレて血が出たんだな』と勝手に判断して病院に行かなかった。
乳がんの検診もこの時に一緒に受けいたが特の大きな異常は無く左右のおっぱいとも石灰化ありの結果だった。 これも、『あ〜 授乳中何度も乳腺炎になったから仕方がないや〜』と思っていた。
ここで職場が変わり乳がん子宮がん、便潜血の検診を2年間やらずに過ごした。
そしてまた職場が変わり、去年検診を受けた。 この時も便潜血陽性だった。数年前より下痢がもっとひどくなっていた。 そして大腸の内視鏡検査を受けるのが嫌だったし面倒だったのでまた無視して病院に行かなかった。
乳がんの検診はマンモの検査は受けずにエコーだけにしてしまった。 この時のエコーの所見は右乳房に嚢胞あり→一年後必ず経過観察をするようにと記載されていた。
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