疲れたのか珍しくぐっすりと眠った。 おかげで今朝はいつもより早く元気に起きることができた。 今日は朝イチで島の物産展に次男のお土産の地元産の牛肉を買いに出かけた。無事に買い物が済み本日の目的地に出発。 昨夜下調べをした場所に行こうとしたがうまく到着できなかったり、その場所がなくなっていたりなどで思った通りにはいかなかった。 でも沢山迷ったおかげで今まで行った事のない所に行くことができた。
ホテルに戻り一休みしてからいつもは車でビーンと行っていた島に歩いて行った。 のんびりと歩きながら海風を浴びて青い海をずっと眺めながら歩けたのは最高に良かった!!!
そして束の間覗いた青い空。 本当に幸せ…
『私』 「そして病気の記録」 続き
そして2023年2月のある日突然明らかな下血が始まった。 この時はもう下痢というより一日中何度もトイレに行っている状態になっていた。 はじめての便潜血陽性から数年は経っていた。
この頃の私はメンタルも体調も最悪な状態だった。 もう病気でもいいや! と投げやりな気持ちが強かったのと、逆に本当に病気だったらどうしよう という不安から病院に行くことができなかった。
それから3ヶ月、もう体がどうにもならないくらい動かなくなってしまった。 メンタルも完全に崩壊していた。 毎日毎日、ただ朝起きて仕事に行って家に帰ってきての繰り返しだった。 休日を楽しんだり、好きなことをして過ごすことが全くなかった。
旦那に話をした『2月から下血していて、今もずっと続いている。』と。
便潜血が陽性になってから5年、ようやく消化器内科に行った。 医師は癌ではないと思うと言った。 しかし内視鏡の検査をすると大きなポリープが見つかり総合病院に紹介状が出された。
総合病院は消化器内科に紹介されていった。 順番になり呼ばれて診察室に入った。 一通りの挨拶が終わると「内視鏡の映像を見せて頂いたが、内科ではなく外科で対応した方が良い」と医師が言った。 この時は大腸がんとはっきり言われたわけではなかったが、なんとなく嫌な予感がして「外科ってことは手術するってことですか?」と私は質問した。
医師は「内科ではなんとも言えないし、僕の家族だったら絶対にそうするから申し訳ないけど外科で診てもらって判断してもらってください」とのことだった。
クリニックで内視鏡の検査をして大きなポリープが見つかった時から色々と自分で調べていたので、あ〜 もう内視鏡では取りきれないところまで来ているんだなと思った。
と、同時に「がんです!」とハッキリ宣告されたわけではないが、医師の言葉から『私は大腸がんなんだ。』と感じ本当にショックでどうにもならないくらい気持ちがぐちゃぐちゃになった。
そして数日後、旦那に付き添ってもらって消化器外科を受診した。 今度はハッキリと「内視鏡の画像を見る限り癌だと思います。腹腔鏡で手術をした方が良いです」と言われた。 この時は一人ではなかったし他の臓器への転移はわかっていなかったが、『手術を受ける』という明白な目標ができたことで、しっかり事実を受け止めることが出来た。
この日、胃と大腸の内視鏡の予約と手術のための必要な検査を受け帰宅した。
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