番組でインタビューを受けていた主婦が「子育てをしてるんで汚れても良いお洋服を買いに来ました。」と言っていた。 私は『あ〜 きっと小さい子のお母さんなんだな〜』と思って聞いていた。
そのあとも色々な人がインタビューを受けて洋服を買いに来た理由や、なぜその洋服を買ったかなどを話していた。
画面を見ると先ほどの主婦が買った洋服を袋から出してもう一度インタビューを受けていた。 手には冬物のファーのバックを持っていた。 「これを持ってお出かけ出来ないですよね」とちょっとはにかみながら話してはいたが、彼女の顔はとても幸せそうだった。
使わないかもしれない、使えないかもしれないバックを買っても幸せそうなのは、子育て中だけどその可愛いバックを待って綺麗なお洋服を着てお出かけをしている所を想像しているのかなと、私は勝手に思った。
最近レジンの講習に申し込んだ時の私も同じような気持ちだった。 何になれるか、何ができるかなんてわからないけどやってみたいから挑戦しよう！ と思い切った。 そして材料が届きまだ何も始めていないがキットを見たり、テキストを眺めているだけでも幸せな気分になれる。
どんなことでも自分が好きだな、良いな、やってみたいな、と思うことが体験できたり感じる事ができると人は心の貯金が増えると思った。 そして、その瞬間の人の顔は本当に幸せそうだ。
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